約 1,526,956 件
https://w.atwiki.jp/bsmigiafo/pages/62.html
川越がいいピッチングをした時に使われる 由来はBW時代、足掛け2年で15連敗していた川越が7回無失点の好投で720日ぶりに勝利した試合を次の日に先発を控えている本柳が試合終了後のヒーローインタビューまで見守り「こんな試合、途中で帰れない。川越さん、かっこいいっス」と涙を流しながら発言したことから それ以来、投手がいいピッチングをすると○○さん、かっこいいっスと発言されるようになる 【関連語・リンク】 →本やん →ネタ元記事消滅につきWebArchiveより →ネタ元記事消滅につきWebArchiveより
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/269.html
■(文明)ステルス(相手のマナゾーンに(文明)のカードが1枚でもあれば、このクリーチャーはブロックされない)
https://w.atwiki.jp/s5redwings/pages/97.html
マイルームの達人ステルモマネージャー( ´∀`)
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/2900.html
エステー 総合 ムシューダ 脱臭炭 消臭力 消臭プラグ マイアロマコフレ コメント 日本の日用雑貨メーカー。正式名称は「エステー株式会社」。 総合 アチャモ:エステー ロゴのひよこ。色違い推奨。 ムシューダ タイプ:むし ピカチュウorスリープorクマシュン:クマオ(色合い重視) ライチュウorスリーパーorツンベアー:クマオの兄(動物園でシロクマの着ぐるみを着ているので) 脱臭炭 タイプ:でんき・こおり ブラックキュレム:ゼクロムを「吸収」して電気技を覚える。 ダストダス:お祭り編の臭いをイメージした巨大人形 エルレイド:ヒーロー 持ち物もくたん必須。 ニドキング:臭い怪獣 消臭力 チルット:ミゲル ジーランス:歌うお爺さん 消臭プラグ ナットレイ:見た目がプラグっぽいので マイアロマコフレ キレイハナ:あまいかおり必須 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 消臭プラグ ナットレイ:見た目がプラグっぽいので マイアロマコフレ キレイハナ:あまいかおり必須 -- (ユリス) 2012-12-29 09 52 50 脱臭炭は冷蔵庫の臭い消しに使うので タイプはでんき・こおりで -- (名無しさん) 2011-10-16 17 21 13
https://w.atwiki.jp/gods/pages/78986.html
エステラ エステラボルジャーの別名。
https://w.atwiki.jp/ssbbmatometroy/pages/18.html
【ソフト&ハード週間販売数】『ポケモンBDSP』(ダイパリメイク)が16万本で3週連続で首位! 初登場のSwitch『やわらかあたま塾』は3.6万本を販売【11/29~12/5】 - ファミ通.com 「大乱闘スマッシュブラザーズ」のディレクター、桜井政博氏ショートインタビュー シリーズの今後と自身の今後 - IGN Japan 「スマブラ」参戦ムービーを桜井政博氏と振り返る! 任天堂が特別記事を公開(Impress Watch) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ミュウツーやマルスも参戦した「大乱闘スマッシュブラザーズDX」は本日で発売20周年! - GAME Watch 往年の名作がニンテンドースイッチで続々リメイク! 3DSの名作ソフトから「ポケモン」まで…(インサイド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 往年の名作がニンテンドースイッチで続々リメイク! 3DSの名作ソフトから「ポケモン」まで… - インサイド 『スマブラSP』“2021 オンラインチャレンジ”第4戦が10月30日に開催! “全員参戦”をテーマに、対戦は“大乱闘”形式で実施 - ファミ通.com 『スマブラSP』ソラが本日(10/19)から参戦! 発売から約3年の締めを飾る最後の追加ファイター(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『マリオ』界唯一? 正統派イケメン枠「ジーノ」が人気の理由(マグミクス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」が9月のゲオ中古ゲームソフトランキング1位に - GAME Watch 『スマブラ』参戦ムービーまとめ。『スマブラSP』(Switch)&『スマブラ for』(3DS/Wii U)でムービーとともに追加された歴代ファイターの勇姿を一気に振り返り! - ファミ通.com 「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」最後の参戦ファイターは,10月5日23時のスペシャル番組で明らかに - 4Gamer.net 【ニンテンドー3DS】約半年ぶりとなる本体アップデートが配信。システムの安定性や利便性を向上 - ファミ通.com 『スマブラSP』最後の追加ファイターは誰がいい?3位「2B」、2位「バンダナワドルディ」…人気作品が勢揃い - インサイド 任天堂、3DS/Wii Uでのクレジットカード、交通系電子マネー決済の取扱い終了へ。2022年1月18日9時を以て - GAME Watch 『スマブラSP』“カズヤの使いかた”まとめ、配信日は6月30日。カズヤの性能や必殺ワザなど、気になる特徴をお届け! - ファミ通.com スマブラSPECIALの新規ファイターに鉄拳からカズヤが参戦 - GIGAZINE 故障に備えて現行機へ。任天堂、ニンテンドー3DS/2DSシリーズのデータ引っ越し手順を再アナウンス - GAME Watch 「ニンテンドー3DS / 3DS LL」本体、修理サポート終了後もネットワークサービスは継続 - GAME Watch 3DSソフト最大5割引き 「スマブラ」「ファイアーエムブレムif」など 「ニンテンドーeショップ」5周年セール - ITmedia 「スマブラ for 3DS/WiiU」、「ベヨネッタ」と「カムイ」の配信日が決定 2本のプレイ動画を公開 - GAME Watch 「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U/ 3DS」いよいよベヨネッタやカムイが参戦。最後の追加コンテンツが2月4日午前中に配信決定 - 4Gamer.net 『スマブラ for 3DS/Wii U』全DLC収録パック配信決定、2ハードセット版は約1万円 - iNSIDE 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』最後の追加コンテンツが2月4日配信! その内容をおさらい - ファミ通.com 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』カムイ&ベヨネッタの配信日が2月4日に決定!【闘会議2016】 - ファミ通.com 「スマブラ for 3DS/WiiU」、最後のファイターは「ベヨネッタ」! 「最後の特別番組」放送で最新情報を発表。「カムイ」参戦も決定! - GAME Watch 「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U/ 3DS」でFFVIIのクラウドが本日配信。2016年2月にはカムイやベヨネッタも参戦決定 - 4Gamer.net 『スマブラ for 3DS / Wii U』ベヨネッタ参戦に海外ユーザー大興奮! 驚き、喜び、抱き合う姿も - iNSIDE 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』、『FFVII』クラウド配信開始! 参戦イラストを手掛けるのは、野村哲也氏 - ファミ通.com 【速報】『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』最後の参戦ファイターは、魔女・ベヨネッタ! - ファミ通.com カムイ、クラウド、ベヨネッタ参戦! 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』最新情報を総まとめ - ファミ通.com 「スマブラ for 3DS/WiiU 最後の特別番組」、放送日時を決定 - GAME Watch 「スマブラ for 3DS/Wii U」に「FFVII」のクラウド参戦決定! 「スマブラ最後の特別番組」が12月に放送予定 - GAME Watch 「大乱闘スマッシュブラザーズ」の更新データ(Ver.1.1.1)配信が開始。幅広いコラボの追加コンテンツ第4弾も要チェック - 4Gamer.net 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』アップデート&有料追加コンテンツの最新画像を紹介 - ファミ通.com 『スマブラ for 3DS / Wii U』に『テイルズ オブ シンフォニア』ロイドコスなどが登場 - iNSIDE 新たなファイター「リュウ」も登場、『スマブラ for Wii U/3DS』に新CM登場 - iNSIDE 「スマブラ for 3DS/Wii U」に「ストリートファイター」のリュウ参戦! コマンド入力にも対応。新要素を6月15日0時より配信 - GAME Watch 「スマブラ for 3DS/Wii U」新要素スクリーンショット集 あきまん氏によるリュウ参戦特別イラストも公開 - GAME Watch 「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U/Nintendo 3DS」にリュウとロイ,リュカが参戦。新ステージやMiiファイター用の新衣装も公開 - 4Gamer.net 『ストリートファイター』、『バーチャファイター』、『鉄拳』が夢の共演!? 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』新要素発表まとめ - ファミ通.com リュウが『スマブラ』に参戦! 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』、『ストリートファイター』シリーズのリュウの配信が決定! - ファミ通.com 「スマブラ for 3DS/Wii U」、「リュカ」配信日決定! 「Splatoon(スプラトゥーン)」のMiiファイターコスチュームも同時配信 - GAME Watch 『大乱闘スマッシュブラザーズ』リュカの配信日が6月15日に決定! 『Splatoon(スプラトゥーン)』のMiiファイターコスチュームも見逃せない - ファミ通.com 『スマブラ for 3DS / Wii U』北米で売上400万本突破 - iNSIDE 「スマブラ for 3DS/Wii U」、「ミュウツー」の配信を本日開始 キャンペーン応募者に無料配信。有料配信は4月28日より - GAME Watch 『スマブラ for 3DS/Wii U』ミュウツー応募締め切り間近!桜井氏からの近況報告も - iNSIDE 3DS「スマブラ for 3DS」、更新データ「Ver. 1.0.5」を配信 New 3DS/New 3DS LLがamiiboに対応、「共有」モードの追加など - GAME Watch 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』更新データ(Ver. 1.0.5) が配信スタート “共有”モードが追加に - ファミ通.com 『スマブラ for 3DS』ゲームバランスの調整を含むアップデートが明らかに、実施は今月中 - iNSIDE 「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」で,ゲームと連動するフィギュア「amiibo」を体験。その勢いで「ワールドスマッシュ」モードも試してきた - 4Gamer.net 『スマブラ for 3DS』体験版は10月いっぱいで配信終了、試していない方は今のうちに - iNSIDE 「スマブラWii Uがスゴい50の理由」まとめ ─ 大会から ワールドスマッシュまで - iNSIDE 『スマブラ for 3DS/Wii U』「クッパ Jr.」の参戦ムービーが公開 - iNSIDE 【速報】『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』新ファイター“ミュウツー”制作決定! 3DS版、WiiU版両方を購入した人向けの無料DL特典に - ファミ通.com 任天堂、「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」の“スゴい”とこをアピール! 3DS版との違いから「ミュウツー」参戦まで盛りだくさん - GAME Watch 『スマブラ for 3DS / Wii U』「amiibo」の楽しみ方を紹介、鍵となる3つの「育てる」とは - iNSIDE 任天堂、スマブラデザインのNew ニンテンドー3DS LLを11月8日に発売 - CNET Japan 【スマブラ3DS攻略】クリアゲッター取得条件まとめ・・・新ステージも獲得できる(Update 1) - iNSIDE 【スマブラ3DS攻略】隠しステージ出現条件を紹介、ステージ数は全34 - iNSIDE 【スマブラ3DS攻略】隠しキャラクターの登場条件をチェック (Update 10) - iNSIDE 【スマブラ特集】『スマブラ for 3DS』本日発売!参戦ファイター・新システムなどを総まとめ - iNSIDE 『スマブラ for 3DS』使用キャラアンケート結果発表!回答数5000件、定番を押しのけアイツが1位に - iNSIDE パッケージ版『スマブラ for 3DS』ネット機能と新コンテンツを開放するVer. 1.0.1が配布!事前にDLしておこう - iNSIDE 『スマブラ for 3DS/Wii U』に「アルフ&ピクミン」が参戦!ただし「オリマー」のバリエーションとして - iNSIDE 『スマブラ3DS体験版』を遊んだ!携帯機でもやっぱり「スマブラ」だった、そして下手な編集長も上手くなれそう - iNSIDE 『スマブラ for 3DS』ワザ表がWebでも公開、体験版とあわせて操作を確認しよう - iNSIDE 『スマブラ for 3DS』製品版にはキーコンフィグ「ありますよー」 ― 桜井政博氏がTwitterで明言 - iNSIDE 対戦もできる『スマブラ for 3DS』体験版配信開始 ― マリオ、リンク、ピカチュウ、むらびと、ロックマンが使用可能 - iNSIDE 発売迫る3DS版「大乱闘スマッシュブラザーズ」の体験版配信がスタート。マリオやリンクなど5キャラがプレイアブルに - 4Gamer.net 「スマブラ for 3DS 発売直前生放送」が12日19時から放送 - iNSIDE 『スマブラ for 3DS』のコレクションにアルバムやリプレイモードなどを確認。「スマちしき」なる新モードも - iNSIDE 【スマブラ特集】新作で参戦発表されていない控えファイターまとめ - iNSIDE 『スマブラ for 3DS』は拡張スライドパッド非対応、任天堂が正式に掲載 - iNSIDE 『スマブラ for 3DS / Wii U』ではキャラのカラーが8色に、未発表のむらびと4人も公開 - iNSIDE 『スマブラ for 3DS』鉄道駅にある広告が出現、場所によって登場ファイターが違う - iNSIDE 『スマブラ for 3DS / Wii U』に「シュルク」参戦、ダンバンやリキの姿も - iNSIDE 『スマブラ for 3DS/Wii U』には40を超えるファイターが参戦!CMとゲーム紹介映像が公開 - iNSIDE 『スマブラ for 3DS』動画のアップや観覧が可能か? ─ メニュー画面に「リプレイチャンネル」の文字 - iNSIDE 『大乱闘スマブラ for 3DS / Wii U』両ハードで購入すると、もれなくサントラがプレゼント - iNSIDE 『スマブラ for 3DS』勝者を見極めゴールドを賭ける「大観戦」モードが発表、「ロックマン2 メドレー」など視聴曲も追加 - iNSIDE 「マスターハンド」登場!『スマブラ for 3DS』1人モード「シンプル」 は、ホンキ度でラスボスに異変が起きる? - iNSIDE 『スマブラ for 3DS』は「拡張スライドパッド」や「ダウンロードプレイ」には非対応か ― DLカードに記載なし - iNSIDE 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』に歴戦の勇者・メタナイトが参戦決定! - ファミ通.com 『スマブラ for 3DS』のフィギュア数は前作を超えるほど!?新システム「フィギュアショップ」も追加 - iNSIDE 「大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS/Wii U」の新ファイターは「ルフレ」! - GAME Watch 【E3 2014】3DS「スマブラ」で「フィールドスマッシュ」モードをプレイ 探索モードはキャラクター操作の練習に最適。Wii U版発売に備えてチェックしておくべき! - GAME Watch 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』にパックマンの参戦が決定!【E3 2014】【画像追加】 - ファミ通.com 【E3 2014】「Nintendo Digital Event」「スマブラ」3DS版は9月13日発売!【速報】 「Miiファイター」や「パルテナ」参戦! - GAME Watch 【任天堂ラウンドテーブル】桜井政博氏が語る『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』【E3 2014】 - ファミ通.com 新作「大乱闘スマッシュブラザーズ」の3DS版発売日が9月13日に決定 - CNET Japan 『スマブラ for 3DS』でコインを一定以上取ると、キャラが「ゴールドファイター」に? - iNSIDE 『スマブラ』は名前システムを継続し、3DS版では特定のファイターをマーキングすることも - iNSIDE 『スマブラ for 3DS/Wii U』「リザードン」のメガシンカは最後の切りふだ!新たな必殺ワザに「フレアドライブ」 - iNSIDE 「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / for Wii U」は今夏/今冬にそれぞれ発売。「ゲッコウガ」の参戦も発表された“スマブラDirect”まとめ - 4Gamer.net 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』エンジョイ部屋やガチ部屋など通信対戦に関する発表も【スマブラDirect】 - ファミ通.com 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』リザ―ドン、ゲッコウガの参戦が決定【スマブラDirect】 - ファミ通.com 『大乱闘スマッシュブラザーズ』ニンテンドー3DSは2014年夏、Wii Uは2014年冬発売!【スマブラDirect】 - ファミ通.com 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』に『マリオギャラクシー』シリーズよりロゼッタ&チコが参戦決定! - ファミ通.com サムスのトラウマも登場?『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』新ステージに『メトロイド Other M』のパイロスフィア - iNSIDE
https://w.atwiki.jp/uragiridangerous/pages/145.html
【ポリエナメル・ケイジ】#1 井筒屋で開催されていた『世界のワニ展』は素晴らしいものだった。わざわざ電車に乗って独りで稲口まで来た甲斐があったと、ヤモっちは思った。ヤモっちはスマホを手にして、特に良く撮れたメガネカイマンとワニガメの写真をレプ友の理佐にLINEで送信する。 ヤモっちは、夏休みを利用して、母方の実家である山口県に遊びに来ているのだ。「キィ」足元に置いた、スポーツバッグを改造して作った自作ケイジの中で、相棒の大ヤモリが不満げに鳴いた。どうやらキーちゃんはワニ展がお気に召さなかったらしい。そりゃそうだ。怖いに決まってる。 祖父母の家は、神手市中心部である稲口駅から急行と鈍行を乗り継いで40分。最近になって神手市に合併された旧村地区にある。ピロローン。ヤモっちのスマホが鳴る。「うらやましー!」とヨダレを垂らすイグアナのスタンプが、理佐から返ってきた。それを見てヤモっちは満足そうにフフッと笑った。 電車が上倉駅を通過した時のことだった。「あっ、あっ、あああああーっ!」電車の中に女性の奇声が響き渡った。ヤモっちがそちらを見ると、髪の長い女の人が遠ざかっていく上倉駅を呆然と見送っていた。年の頃は20代だろうか。ヨレヨレのTシャツに、摩り切れたジーンズ。ちょっと危ない人かも。 ヤモっちはスマホの中のレプ(爬虫類)達に夢中で気付いてなかったが、稲口駅で乗り込んだ時からその女性は車両内で結構な注目を集めていた。なにしろ美人だ。服装はみすぼらしいが、却ってそれがスタイルの良さを引き立てている。そして、オドオドと挙動不審。つい目線がそちらに行くのも仕方ない。 「こっ、こ、これキュウコウ? ……ど、どうして? ……ど、ど、どうしよう?」女性は気の毒なほどに動転して、真っ青な顔でブツブツと呟いていた。上倉駅に行くつもりだったのに間違えて急行に乗ってしまったのは解るが、それにしても狼狽し過ぎだ。関わらないでおこう、とヤモっちは思った。 しかし、次の駅に着いて乗り継ぎのために降りようとしたヤモっちは、その女性が席から立とうともせずに青い顔で震えてるのを見て、うっかり声を掛けてしまった。「駅に着きましたよ? 上倉駅に行くんじゃないんですか?」それが、ヤモっちの大失敗であった。 「ひゃっ、……す、すす、すみません……」怯えたように御礼というか謝罪を述べた彼女は、ヤモっちと共に急行列車を降り、ヤモっちと共に向かいのホームに停まっている鈍行列車に乗り込んだ。「って、違うよーっ! 上倉駅に行くならこの列車じゃないよ!」「えっ、えっ、す、すみません……」 「あ、あの、……では、上倉駅……」と言って、彼女は俯いて黙ってしまった。「はー、やんなるなぁ、もう」ヤモっちは大きな溜め息をひとつ。「暇だから、上倉駅まで送ってあげるよ」ポリエナメルのケイジを手に持って立ち上がる。「キー!」ケイジの中でキーちゃんが鳴き声を上げる。 「あたしの名前は、時々雨宮守。言っとくけど、この辺に住んでるわけじゃないから、あんま詳しくはないよ」ほんの二駅折り返すだけだけど、なんだか長い旅になりそうな予感を感じながらヤモっちは名乗った。「……わ、わ、わたしは、スミです。……明石、澄美です」それが、彼女の人間名であった。 【ポリエナメル・ケイジ】#1おわり 【ポリエナメル・ケイジ】#2 上倉駅まで、待ち時間も合わせて電車でふた駅30分。ヤモっちと澄美はとりとめのない身の上話をして過ごした。澄美の話は要領が悪い上に、何か知られたくない事情を隠しているようで、ヤモっちに判ったことは澄美が独り暮らしをしていることと何らかの『職人』らしいと言うことぐらい。 一方のヤモっちはそれなりに要領良く説明したものの、自分の周りの狭い世界しか知らず、その狭い世界の理解すら極めて怪しい澄美にとって理解できる内容ではなかった。トウキョウの、キボーサキガクエンに通ってるとか言われても、遠い遠い異世界の話にしか、澄美には思えなかった。 「キーキー」大ヤモリのキーちゃんも、ケイジの中から何やら自己紹介をしてるようだが、その言葉はヤモっちにも澄美にも分からなかった。「この子はキーちゃん。ウチに住んでるヤモリで、あたしの家族みたいなものだよ」と、ヤモっちは紹介した。これは、澄美にも良く分かった。 そしてもうひとつ澄美に良くわかったことは、ヤモっちのことだ。ヤモっちは、つっかえつっかえ喋る澄美のことを遮ったり怒鳴ったりせずに、じっくり話を聞いてくれている(少しイライラしてはいるみたいだけど)。とっても良い人だ。だから上倉駅に着いた時に澄美は、勇気を振り絞り、こう言った。 「あっ、あの、……あの! ……うっ、う、うちに遊びに来てください! お……美味しいものとか、あります!」とんでもない申し出! 初対面の人をいきなり家に招くなんて、なんて非常識な人なんだろうとヤモっちは正直ドン引きした。この人、どうやって今まで生きて来たのか不思議でしょうがない。 同時に、ヤモっちは興味を持ってしまった。芸術家って変わり者が多い印象あるけど、澄美さんは飛びっ切り変わってる。ひとりでマトモに電車にも乗れないような人が、一体どんな生活をしてるのか、覗いてみたくなった。「もしもし、おばあちゃん? うん。あたし。ちょっと寄り道するから遅くなるね」 神手市上倉区五番町。駅からバス通り沿いに徒歩15分ほどの古びた雑居ビルの地下に、澄美の住む部屋はあった。驚くべきことだが、駅からビルまではほぼ一本道にもかかわらず澄美は一度道を間違えてヤモっちに指摘されるまで気付かなかった。「ええと、左……」と呟きながら右に曲がったのだ。 雑居ビルの暗くて埃っぽい階段で地下に向かうときには、流石のヤモっちも気味が悪く引き返そうかと思ったが、折角ここまで来たので黙って澄美の後について降りていった。「キーキーキー」暗い場所が好きなキーちゃんは、ケイジの中で機嫌が良さそうだ。突き当たりの、錆が浮いた扉が軋みながら開く。 そのワンルームは、狭く、コンクリートの壁が剥き出しだった。これが女性が独り暮らしする部屋だなんて、ヤモっちには信じ難いことだった。部屋の他には狭いバスルームとトイレ。開けっ放しのクローゼットは空っぽ。キッチンにはコンロもない。静かに唸る、ところどころ塗装の剥がれた冷蔵庫。 ボロボロの毛布が一枚。床に直置きされたアンティークじみた黒電話が一台。空き缶とペットボトルが無分別に突っ込まれたビニール袋がいくつか。澄美の部屋には、まともな人間の生活感はなかった。そして、六畳一間の中で最も異彩を放っているのは、澄美の『作品』であった。 その『作品』を見て、ヤモっちは背筋がゾッとした。少女の、石像。高校生のヤモっちよりもやや幼い雰囲気で、中学生ぐらいの姿だろうか。石像の少女は、瞳のない眼を恐怖で見開き、立ちすくんでいた。まるで生きているかのような石像の表現に圧倒され、ヤモっちは恐怖と共に美しさを感じた。 【ポリエナメル・ケイジ】#2 おわり 澄美ちゃんの秘密1:改札が怖くてなかなか通れないぞ。 【ポリエナメル・ケイジ】#3 部屋に招いたヤモっちが食い入るように少女の石像を見つめてるのに気付き、澄美は焦った。他の人に『作品』を迂闊に見られてはいけないと言われていたことを思い出したからだ。(……もし、この子がさわぎ出したら……やるしかない……かも……?)頼りない電灯に照らされて壁に映る澄美の影の輪郭が、揺らいだ。 大きな感嘆の溜め息をひとつついて、ヤモっちは言った。「……すごい」上手いこと言えてないけど、それが正直な感想だった。少女の石像は、髪の一本一本まで精密に作られていて、まるで生きた人間をそのまま石にしたかのような迫真のリアリティがあった。澄美の『職人』としての高い技量が伺える。 ヤモっちが怪しまずに『作品』を見てくれているので、澄美も警戒を解いた。「……ど、どう、どうかな?」だいぶ打ち解けて普通に話せるようになってきた澄美だったが、『作品』の感想を聞くのはやはり緊張した。「……澄美さん、すごい、です。こんな立派な像、はじめて見ました」 本当に、その少女の石像は見事な出来映えで、学校や駅前に据えられてる石像や銅像とはまったく次元が違う、とヤモっちは思った。頭のてっぺんから指先まで、隅々に至るまで一切の妥協なく生き生きとした少女の姿が作り込まれている。触ったら弾力があるのではないかと錯覚してしまうほどに。 石造りの少女の顔に浮かぶ表情は、恐怖。顔だけでなく、手足の筋肉の強張りまで完璧に表現されていて、それが石像に生々しさを与えている。何度も上から下まで『作品』を眺めていたヤモっちは、あることに気付いて「あっ」と小さく声を出して“そこ”から目を反らし頬を少し赤くした。 石像の少女は衣服を纏っていない。もちろん、裸婦像は公共空間にも普通に設置されているものだが、普通の像では“そこ”だけは作り込まれてない場所まで、澄美の『作品』は見事に表現されていた。その表現は極めて自然で、恥ずかしく感じる自分の考えの方が卑猥なのだとヤモっちは思った。 澄美はと言えば“誉められる”という経験にあまり縁がないものだから、ヤモっちからの惜しみない称賛を受けて天にも昇るような気持ちであった。ふわふわとした足取りで冷蔵庫に向かい、途中で毛布を踏んで一度転んでから、冷蔵庫の扉を開けてヤモっちに振る舞うための『ごちそう』を取り出した。 冷蔵庫の中には缶詰めの蟹フレークと鯖の水煮、あとペットボトルに入った水。奥の方にはラップでぐるぐる巻きにされたタッパーがひとつ。澄美は蟹フレークの蓋を開け、2リットルのペットボトル水と並べて床に置き「どうぞ」と言って笑顔を浮かべた。コップも取り皿も、箸すらもない。 「えっ……」ヤモっちは戸惑った。こんな雑な歓待を受けるのははじめてだ。でも、澄美の笑顔には一点の曇りもなく、精一杯のもてなしをしているつもりであることは理解できたので「いただきます」と言って手を合わせた。「キーちゃんも、どうぞ」と澄美はニコニコ顔で勧めた。 ポリエナメルのスポーツバッグを改造して作ったケイジの、側面に付けたメッシュの扉を開けて、キーちゃんを出してあげる。缶の縁で切ってはいけないので、キーちゃんの分の蟹フレークはハンカチを敷いてその上に取り分けた。ヤモっちは、澄美と同じように缶詰めから手掴みで食べた。 ラベルから判断するに蟹フレークはかなり高級なものであり、美味しい。ただし、キーちゃんには少し塩分がきついかも? 澄美は蟹が大好物なので、満面の笑顔で美味しそうに食べていた。何もかもがアンバランスな晩餐であったが、澄美が随分と楽しそうなのでヤモっちも悪い気分はしなかった。 ヤモっちが食事をしている様子を見て、澄美は気付いた。この人は、私に気を許してくれている。それは、澄美にとってはじめての経験だった。そして、思ったのだ。今ならば。ごく自然な日常の風景を、そのまま切り取ったような『作品』を作れるのではないか、と。 澄美はそっと立ち上がり、何気ない素振りでヤモっちの背後へと回った。そして、ヤモっちの肩に、慎重に腕を伸ばした。無数の吸盤の付いた、異形の蝕腕を。「キー! キー!」キーちゃんが警告の叫びを発する。しかし、ヤモっちが警告の意味を汲み取ることはできなかった。 【ポリエナメル・ケイジ】#3 おわり 【ポリエナメル・ケイジ】#4 窓ひとつなく、頼りない裸電球の光に照らされた地下室の中。異形の蝕腕が蠢く。蟹フレーク缶詰を無心に食べる少女は、背後から迫る脅威に気付いていない。「キー!」大ヤモリの鳴き声が虚しく響く。赤黒くうねる四本の腕には、無数の吸盤。それらの吸盤が開き、中央から黄色がかった液体が染み出す。 澄美は、神経毒を用いて獲物を捕獲する。それは、海の中で普通の生物として暮らしていた頃から変わらない。口腔内に分泌されていた神経毒が、吸盤から分泌できるように変化したが、獲物の動きを封じる効果には違いがない。澄美はヤモっちの背後から、四本の長い蝕腕で抱き締め、一気に毒を注入した。 原理は不明だが、澄美の肉体は人間を捕食することに適したものに変化していた。その神経毒は、ヒトの皮膚から速やかに吸収され、瞬時に全身を麻痺させる。例えば、蟹フレークを食べている姿そのままに。四本の蝕腕に抱き締められて毒を受けたヤモっちは、最早身動きすらできぬ……はずだった。 「……やんなるなぁ」ヤモっちは、忌々しげに言葉を吐き捨てた。「電車でオロオロしていたのも。楽しかったおしゃべりも。ぜーんぶ、嘘だったんだ。あたしをおびき寄せるための、擬態だったんだ……こんなにやんなること、なかなか無いよ」ヤモっちは憤懣に満ちて、ゆっくりと立ち上がった。 吸盤で吸い付かれて、四本の蝕腕で押さえつけられていたヤモっちだったが、その束縛からもつるりと抜け出した。ヤモっちは、ゆらりと振り向く。怒りに満ちて見開かれたヤモっちの大きな目に、澄美の異形なる『真の姿』が映る。楕円形の遮光板に覆われた頭部。長くうねる四本の赤褐色の蝕腕。 「……タコ……そう言われたら嫌かも知れないけど、そんなの知らないよ。あなた、タコの化け物だったんだ」ヤモっちの全身は、粘液で濡れて艶かしく光っていた。澄美の毒液ではない。ヤモっち自身が分泌する毒粘液である。ヤモっちもまた、澄美と同様に神経毒の使い手であったのだ。 有毒生物にも色々ある。蛇や蜂は自前で毒を合成できるが、河豚やスベスベマンジュウガニ等は微生物が作り出した毒素を生体濃縮して強力な毒を獲得する。タコから変化した澄美は後者であり、ヤモっちも後者の原理で環境由来の毒を蓄えている。故に、ヤモっちは澄美の神経毒を代謝排出できたのだ。 「……ち、違う、違うの!」澄美は、怪物の姿に似つかわしくない怯えた口調で言った。これは、ヤモっちを騙そうとしてた訳ではないという意味で、否定するのが何テンポか遅い。「先に逃げて、キーちゃん」なんにせよ、ヤモっちに聞く耳はもうない。キーちゃんは自分のケイジをくわえて走り出した。 キーちゃんはバスルームの壁を登り、天井の換気孔から抜け出した。ヤモっちはポケットからスマホを取り出してチラリと見る。やっぱり圏外。スマホの中でワニガメが笑っていた。(キーちゃん、ワニ展、怖かったよね。ごめんね……今度は、昆虫展でも見に行こうね)フラットソールの靴と、靴下を脱ぐ。 窓のない地下室。たったひとつの出口である扉の前には、立ち塞がる蛸の怪物。吸盤による吸い付きは、ある程度ならばヤモっちの分泌する粘液で無効化できるが、完全に組み付かれたらもう逃げられないだろう。神経毒の代謝排出にも限界がある。ヤモっちは呟いた。「……やんなるなぁ、まったく」 【ポリエナメル・ケイジ】#4 おわり 澄美ちゃんの秘密2:その正体は恐るべきタコの怪人なのだ! 【ポリエナメル・ケイジ】#5 「……あ、ああ、あうー」うまく言葉が出てこない。どうしてこんなことになってしまったのだろう。ヤモっちと、仲良くなりたかっただけなのに。素敵な『作品』を作りたかっただけなのに。正体を見られたからには、ヤモっちを逃がすわけにはいかない。それだけは、澄美も十分に理解していた。 ヤモっちは怪物に変貌した澄美の姿を上から下まで見て背筋に寒気を覚えた。タコが人類を冒涜するために演じる邪悪なパロディのような姿であった。肩はプロレスラーよりも逞しく隆起し、そこから左右二対の蝕腕が伸びる。両脚に相当する部分は、それぞれ2本の蝕腕を注連縄の如く撚り合わせて形成されていた。 壁際に置かれた少女の石像。脱出に失敗すれば、ヤモっちも物言わぬ石像の仲間入りだ。お互いに使う神経毒の効果は薄い。目鼻口や傷から直接体内に流し込まない限りは、どちらもちょっと痺れる程度の効果しか及ぼせないだろう。そして、澄美の目や口は楕円形の遮蔽板で防護されている。 (若干あたしが不利……かな?)ヤモっちは手の平と足裏の粘液を、キャミ裾と床に擦り付けて拭い、澄美の正面から踏み込んだ。「え、えいりゃあーっ!」気の抜けた掛け声とは裏腹に強烈な破壊力を秘めた澄美の蝕腕が二本、嵐のように振るわれる。ヤモっちはジャンプで回避。空中で一回転! 「ッヤァーッ!」そしてヤモっちは、澄美の頭部を狙って回転踵落とし。攻撃を空振りしたところにカウンターヒット。ぐにゃり。打撃の感触はヤモっちの予想とはかなり違った。戦闘機の堅牢なキャノピーを思わせる楕円形の頭部遮蔽板は、見た目に反して弾力性に富み打撃を吸収。ほぼノーダメージ! 身体を捻ってヤモっちは両手両脚で着地。「え、ええーいっ!」そこに澄美の四本の蝕腕が同時に降り下ろされる。ヤモっちは全身のバネを使ってバック転回避。いったん6畳部屋の奥、冷蔵庫の辺りまで下がって距離を取る。だが、狭い部屋のおよそ半分の空間は澄美の長大な蝕腕の支配空間だ。 ヤモっちは冷蔵庫を蹴ってジャンプ! そして天井に張り付く! 天井に!? そう。打ちっぱなしのコンクリート天井のごく微妙な凹凸をヤモっちは手足の指先でホールドして張り付いたのだ。そのまま素早く天井を這って澄美の頭上を抜けようとするが「……て、ていりゃあ~!!」澄美の蝕腕が長い! 天井を這うヤモっちの胴体を、澄美の蝕腕先端が掠めた。「ぐあっ!」澄美の腕力は凄まじく、それだけでヤモっちは苦悶の呻きを上げて天井から落下した。澄美は素早くヤモっちを四腕で押さえ付ける。ヤモっちは全身の毒腺から毒粘液を分泌、澄美の吸盤を無効化してつるりと抜け出す。 (……おのれ、おのれ、おのれ!)優しくて良い人。友達になりたい。素敵な『作品』にしたい。逃がしてはいけない。――澄美のヤモっちに対する感情は、矛盾していることに気付きもせず多様なものであったが、今の澄美の気持ちはただひとつ。(こいつは……敵だ!)ヤモっちが冷蔵庫を蹴ったからだ。 静かな海の底で蟹を食べて暮らしていた澄美は、『石化の概念』に触れて人類を捕食する天敵となり陸の上にやって来た。『生命の根源』を喰らい、人を石像に変えることは澄美の本能に基づく営みである。だが、今やそれは単なる生存のための活動ではない。澄美には、守りたいものがあるのだ。 ヤモっちは、澄美の大切なものを足蹴にした。それは絶対に許せない行為だった。澄美の赤黒く隆起した肉体が、怒りに染まり赤色成分を強める。(優しい人だと思っていたのに……!)澄美の怒りは激しく、裏切られた絶望は深い。四本の腕を大きく広げ、ヤモっちを部屋の隅へと追い詰めてゆく。 ――その頃、地下室から抜け出した大ヤモリのキーちゃんは、ポリエナメルのケイジを引き摺りながら雑居ビルの屋上まで登っていた。物干し竿と、地デジのアンテナ。そして錆び付いて傾いた金属製の箱。キーちゃんは、屋上に並ぶ金属箱に大きな隙間があるのを見つけ、その中へと入っていった。 【ポリエナメル・ケイジ】#5 おわり。次が最終セクションだよ。 【ポリエナメル・ケイジ】#6 窓ひとつない狭い六畳の地下室の片隅に、ヤモリっぽい少女、ヤモっちこと時々雨宮守は追い詰められていた。コンクリート壁を這い登り、空のコンロ台の上の、天井の角に貼り付いて迫り来る蝕腕を払いのけて凌ぐ。蝕腕の 主は、この部屋の住人である、蛸の怪物・明石澄美。恐るべき石化能力者。 「えいっ、えいっ、えーいっ!」澄美は四本の蝕腕を次々に繰り出す。ヤモっちは壁に両脚を突っ張って姿勢を保持し、両手の平に毒粘液を満たし、粘液潤滑を活かしながら恐るべき破壊力の蝕腕連撃をいなし続ける。天井が高く、澄美の長い蝕腕でも射程ギリギリだから辛うじて耐えられている。 (そうだ……台の上に登れば届く……!)澄美にバナナモンキーじみた天啓! コンロ台に這い上る澄美。だがそれは、ヤモっちの狙い通りの行動だった。つるりどしーん! コンロ台にヤモっちが撒いておいた粘液によって澄美は滑って転倒! 「今だっ!」倒れた澄美の上を飛び越え出口へ走るヤモっち! (逃がさないっ!)澄美は蛸墨を拡散させずに固めて射出した。黒い液体の弾丸がヤモっちの脚に命中して転倒させる! 両脚の蝕腕もほどいて八足となった澄美は、立ち上がらずに床を這ってヤモっちへと迫る! 擬似二足歩行に馴れ切ってない澄美はこの方が速い! 追い付かれる! ……その時! 雑居ビルの屋上に来た大ヤモリのキーちゃんが侵入した金属製の箱は、ビルの電源を受電する高圧メタルクラッドであった。本来ならば小動物の侵入を防ぐ措置がしてあり、いかにキーちゃんの身体が扁平でも入ることができない筈の設備だが、ビル会社の管理は杜撰だった。 受電設備に侵入したキーちゃんは、ポリエナメルのスポーツバッグを改造してヤモっちが作ってくれた大切なケイジを口にくわえて引き摺りながら、低いうなり声と熱を発する変圧器へと近付いた。高圧電気による感電の危険も顧みず! そして、力一杯首を振り、剥き出しの電極へケイジを接触させる! ポリエナメルは、絶縁体である。しかし、あなたが商用高圧受電母線になったつもりで考えてほしい。あなたは今、全裸だ。あなたの身体に押し付けられた物体は、ポリエナメルの薄い皮膜のなかに魅力的な導体が入っている。……絶縁破壊したくなってきましたね? 正解です! あなたは辛抱堪らず激しい閃光と炸裂音を放ちながらアーク放電して薄いポリエナメルの被膜を突き破り、ケイジ内のヒーターユニット金属部位に通電! S相とT相を短絡させる! 短絡によって流れる大量の電流に反応した電気的保護装置が作動! 給電が……停止した! 突然闇に包まれる地下室! ヤモっちの大きな目が見開かれる! 普段はヤモリのように細い瞳孔が丸く開く! ヤモっちは夜目が効くのだ。ヤモっちは素早い右ステップで澄美の側面に回り込み「ヤーッ!」ミドルキックを遮蔽板に覆われた頭部に叩き込む! 真っ暗な地下室の中。暗闇の攻防!「いっ……たぁーい!」澄美はヤモっちの攻撃が来た方へと反撃の蝕腕攻撃! だがヤモっちは既にそこにはいない!「ヤーッ!」ジャンプしたヤモっちは空中で回転し、体重を乗せた肘打ちを澄美の頭部に叩き込む!「ぎゃーっ!」効果あり! 澄美の蝕腕に絡み付かれる前に、ヤモっちは側転で離れて澄美の背後に回る。だが……澄美に蝕腕は的確にヤモっちの位置を捕らえて捕獲した! 粘液スリップでヤモっちが逃れるよりも速く、澄美はヤモっちを引き付け、8本の蝕腕を絡み付かせのし掛かりヤモっちを制圧する! 「……や、や、やっと捕まえた!」夜目が効くのはヤモっちだけではなかった! タコである澄美もまた夜行性! 高度に発達した視力を備え、側面についた目は360度死角無し! さらに優れた聴力が、他に音を発する物がない地下室でヤモっちの動作を聞き逃すこともない! 澄美の吸盤が開く! ヤモっちの全身に張り付いた吸盤から、大量の神経毒が注入されてゆく。「あっ、うあっ、ああああっ」全身に広がる痺れに呻く、ヤモっちの苦し気な声が、静かな地下室に響き渡る。そして、脱出しようともがくヤモっちによって発されるねちゃねちゃした粘液の音。地下室に響く音は、それだけだ。 ……音は、それだけ? そう。それ以外の音はしない。そのことに、澄美は気付いた。聞き慣れた、大切な音が聞こえない!「……あ、あ、ああ、うああああーっ!?」澄美はヤモっちを放り出して半狂乱になって叫んだ。冷蔵庫の音が聞こえない!! 腐っちゃう! 大切なものが腐ってしまう! 澄美は慌てて冷蔵庫に向かい、扉を開け奥のタッパーを見る。遮蔽板を開き匂いを確認。大丈夫、まだ腐ってない。そこに!「ヤアアァーッ!」背後からヤモっちの叫び声! 振り向く! 面前に迫るヤモっちの投げた毒粘液玉! 避ける!? 避けたら冷蔵庫が危ない! 遮蔽板を閉めて防……間に合わ 「グギャアアァーッ!!」剥き出しの顔面に毒粘液を直撃された澄美の絶叫を背に、ヤモっちは体当たりで鉄の扉を破壊して脱出! 狭い階段を一気に駆け昇る! 既に日の落ちた神手市上倉区五番町は、停電によって闇に包まれていた。見上げると星空を背に、キーちゃんがビルの壁を這って降りてきた。 壁から跳ね、ヤモっちの肩にストンと着地するキーちゃん。「あれ? ケイジはどうしたの?」「キー!」得意気に、キーちゃんは鳴いた。「……そっか。キーちゃんが助けてくれたんだね。ありがと。また、新しいケイジを作ったげるね!」そして、ヤモっちは澄美の元から去っていった。 程なくして、停電は解消された。ヤモっちの毒にしばらく悶絶していた澄美は、冷蔵庫の灯りが再び点ったのを見てほっとして、慌てて扉を閉めた。良かった。大切なタッパーが無事で、本当に良かった。澄美は、胸を撫で下ろし、人間の姿に戻った。でも、あの子はなんであんな酷いことをしたんだろう? ヤモっちは優しい人で、澄美の大切な物に酷いことをするとは思えなかったのだ。かなり長い時間考えて、ようやく澄美は謎の答えに辿り着いた。ヤモっちは、澄美がタッパーを大事にしている、もしかすると自分の命よりも大切にしていることを知らなかったのだ。(やっぱり悪い人じゃなかった!) 今度ヤモっちに会ったら、今度こそはちゃんと友達になろう、と澄美は思った。そして、毒粘液でまだぐわんぐわん痛む頭を抱えて、ボロボロの毛布を被り、眠った。そんな澄美を部屋の隅から、石像の少女は恐怖に満ちた表情で物言わず見つめていた。 【ポリエナメル・ケイジ】おしまい 澄美ちゃんの秘密3: 『ポリエナメル・ケイジ』は、みつくりざめさん(@mitukuri_zame)の作品『ポリエチレン・ケイジ』の設定を元にうちの子をメアリー・スーしたものです。“ポリエチレン”では、澄美ちゃんの魅力がじっくり描写されててお勧めですよ! http //mitsukuri.blog35.fc2.com/blog-entry-161.html
https://w.atwiki.jp/peer-jinro/pages/47.html
ステルス 目立たないように消極的でいること。序盤で判断材料が無い場合速攻で吊られる。
https://w.atwiki.jp/isingakusei/pages/109.html
本稿では、腕章を具体的に見積もる。 見積もり 腕章の見積もりを高級、バランス、安価の3つに場合分けし、それぞれにあった案を立案する。 「高級」案 条件 業者:オリジナル腕章専門店 種類:本格名入れ刺しゅう腕章 枚数:10枚 デザイン:「日本維新の会 関東学生部」の文字のみ 値段 3,759円*10枚=37,590円 ※送料、デザイン料無料 説明 文字を立体的に刺繍してあるため、文字が浮かび上がっている。 布は「帆布」で、ポリエステル製。 マジックテープか、安全ピンかを選択できる。 生地の色は79色。緑系は7色。 「バランス」案 条件 業者:オリジナル腕章専門工房 種類:布製フルカラー腕章、セミオーダー 枚数:10枚 デザイン:「日本維新の会 関東学生部」の文字のみ 値段 2,160円*10枚=21,600円 ※セミオーダーはデザイン料無料、送料1,100円、振込手数料別 説明 印字は刺繍ではなく、印刷。 生地は布製でポリエステル製。 生地の色は26色。緑系は3色。 止め方は安全ピン。 「安価」案 条件 業者:HILLCLIMB 種類:★腕章№1 格安腕章 枚数:10枚 デザイン:「日本維新の会 関東学生部」の文字のみ 値段 3,500円(税込) ※デザイン料無料。送料1,500円、振込手数料別 説明 布素材(ポリエステル65%・綿35%) 印字はプリント。 全12色。緑色は1色。 止め方はマジックテープ。安全ピンは50円追加。 関連項目 腕章のデザイン案 腕章の見積もり
https://w.atwiki.jp/booker/pages/326.html
一言述べるス ここでは今まで読んだ小説等に簡単なコメントをのこしていこうと思います。単に備忘録です. はつ恋/ツルゲーネフ ロシア文学初めてかも.短編なんで以外と読みやすかった.父親に対して主人公ほど傾倒出来なかった.終わり方があっさりしていて好き. 笑わない数学者/森博嗣 久しぶりに読み直した。トリックがよめたのを覚えてるけど三人が一体誰なのかというのは難しいなぁ。なんとなくこうだろうというのはありますが。 夏のレプリカ/森博嗣 シリーズ中でも毛色が違う感じ。ラストのサラリ感は好きですが、そこにいたるまでがなんかモッタリな感じ。だらだらよんだからかなぁ。 麿の酩酊事件簿 花に舞/高田崇史 QEDシリーズや千波くんシリーズが好きなんですがこの文麿もいい感じです.ミステリですがラブコメ要素もあり読みやすい.続刊を読みたくなった. ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹/西尾維新 5作目ですが、もうミステリじゃない気が…。まぁ面白いからいいんすが。ラスボス的なのもでて続きが気になるな。というか萌キャラあっさり死にすぎ。 シャーロック・ホームズの最後のあいさつ/コナン・ドイル シリーズ最終作?でも長編読んだことないんだよな。100年くらい前の作品ですが読みやすい.児童文学として親しまれるのもわかります.長編も読んでみようかな. λに歯がない/森博嗣 Gシリーズでは今のところ一番面白かった。このシリーズでS Mからの流れは終わるのかな。で百年シリーズに続くみたいな。保呂草と話してたのは各務? バッカーノ! 1934 娑婆編 Alice In Jails/成田良悟 久々にバッカーノ!読みました。獄中編読んでから結構たってるんでちょっと忘れてる。電撃で続きものってあんまり読んでないんですが,これはアニメから入ってはまった好きなシリーズです。早く完結編読みたいなぁ。不死者増えすぎじゃない? ηなのに夢のよう/森博嗣 S Mシリーズからいてくれた『彼』が今巻で旅立ちました。綺麗な最期だったように思います。 Gシリーズずっとそうですがミステリィじゃなくないか。でも今巻は読み返したくなる作品が多かった。そういう意味でηはGシリーズのターニングポイントであり、森作品のクロッシングポイントかもしれない。 黒猫の三角/森博嗣 Vシリーズ第一作。紅子がなんかキャラが違う気がした。実はVシリーズ最初に読んだのは恋々からなのでオチには結構びっくりした覚えがあります。やっぱSMのほうがいいなぁ。 六人の超音波科学者/森博嗣 個人的には屋外で起こってある程度の期間にまたがって行われる事件より、短期に起こる事件がわかりやすくて好きです。もちろんキャラがよければそんなの関係ないですが。舞台装置とかではVシリーズのなかでも好きなほうです。 朽ちる散る落ちる/森博嗣 久しぶりに読みましたが、いいですね。正直Vシリーズは赤緑黒白くらいだとおもってたんですが今作もいい。メインキャラ、特に練無がいい。あとへっくんが結構でてるのも嬉しい。 四季 冬/森博嗣 森作品をよんで感じる綺麗さ。それがつまった作品です。また森ミステリィを読みたいと感じさせる本でした。書いてることは理解できないけど引き込まれるんですよね。 すべてがFになる/森博嗣 記念すべき第一作目。今読み返すとキャラクタの若さがわかります。文体もちょっと違う印象。でもやっぱ面白いなぁ。一番いいかも。後のせサクサク感が絶妙ですな。 有限と微小のパン/森博嗣 S Mシリーズの完結作。なんですが厚いわりになんか不完全な感じ。劇中の出来事は最初と最期以外はそんなにはらはらしない印象でちょっと残念でした。 赤緑黒白/森博嗣 Vシリーズ完結編。個人的にはS Mシリーズのファンなんですが、有限のあとのせいかこちらのほうが面白かった印象。四季シリーズへの引きも感じさせ嫌がおうにも続編が気になります。 四季 秋/森博嗣 シリーズ読んでる人にはサービス満点じゃなかったでしょうか。いろいろつながりますしね。林さんは林がファーストネームか。犀川林。赤緑黒白の最後のご祝儀もそう書いてあったからまさかとは思ってたけど。 ルパン対ホームズ/モーリス・ルブラン ホームズは本家の彼とは違うらしいです。助手もウィルソンだし。にしても昔の本って読みにくい。まぁの割りに面白かったですけどね。宿敵二人がいい感じにかけてますし。 変身/フランツ・カフカ 『我輩は猫である』や『雪国』と並んで、冒頭文が有名な作品だと思います。読んだのは初めてですが。なんかやりきれないラスト。孤独の一端を垣間見た感じですね。 歴史の意外な結末/日本博学倶楽部 たまにはこういう本もいいですね。歴史好きだし。話の種ってことで。まぁあくまでたまにですが。 イナイ×イナイ/森博嗣 Xシリーズ一作目。椙田が他シリーズとのつながりなんですが、あまり出番なし。ですんで個人的にはエピローグが一番よかった。話自体は古典って感じで森作品としては珍しいきがする。金田一みたいな。事件としてはうーん。 バッカーノ! 1934 完結編 Peter Pan In Chains/成田良悟 バッカーノ1934の完結編。群像劇と名がつくもの中でもかなりキャラが多い部類の作品だと思うんですが,読めば読むほどキャラに肉付けされていくのは楽しい限りです。クライマックスはいい意味で裏切られました。 猫の建築家/森博嗣 絵本風?すらすらと読めるし薄いんで何回も読めばもっと面白いのかも。絵は好みの感じです。 捩れ屋敷の利鈍/森博嗣 SMシリーズとVシリーズのリンクポイント。個人的には保呂草にやり込められる萌絵がたまりません。最後にでてきた警察になるという彼はどっかででてきてるんでしょうか。 新釈 走れメロス 他四篇/森見登美彦 ここ一年で一番おしてる作家さん。この人に京都で腐れ大学生書かせたら右にでるものはいないのでは。今回は走れメロス等の名作を下敷きに舞台を現代京都に移しています。こんな私でも知ってる作品ばかり。しかもそれぞれ甲乙付け難い仕上がりで買って大満足の本でした。個人的には走れメロスと桜の森の満開の下が特にいいかなぁ。でも本当コメディからホラーまで幅が広いなぁ。 バッカーノ!1705—The Ironic Light Orchestra/成田良悟 ヒューイとエルマーの出会いを描いた作品。舞台が1700年代と古めかしい感じですが,そこでもバカ騒ぎがおきます。主役が主役なので若干ダークですが。面白かったですが,個人的にはグラハムやラッドが好きなので1900年代のキャラがでないのはちょっと残念。ただあの人がまさかあの人だったなんて!という驚きはありました。 学園キノ③/時雨沢恵一 パロディ小説。内容もパロディがいっぱい。元ネタわかんないのも多々。でも完全コメディなんで本編より読みやすいかも。面白かったです。銃器ネタもいいしね。 夏の夜の夢/シェイクスピア んー,読みにくい(笑)。こんなことが起こってんのかなと想像しながら読みましたが,それもあってるのか微妙。機会があったら演劇として見たいす。 悪夢のエレベーター/木下半太 映画のほうを先に見てココ最近で一番のヒットだったわけなんですが、原作を読むと映画では見えなかった部分も見れてよかったです。脳内映像は完璧に映画で、言葉づかいが関西弁なのがひっかりましたが、まあそれはおいときましょう。ただ残念なのはこのテの作品はどんでん返し感というか最初の衝撃が一回しか得られないことですね。 ネコソギラジカル (上) 十三階段/西尾維新 戯言シリーズ最終章。その一巻目なんですが、やはり西尾さんは好き者の心がわかっているというか、ナンバーズ設定なんかは個人的に大好物です。GUN-HO-GUNSに触れてるだけでも感涙もの。内容も満足のできでした。早く続きが読みたい。 シアター!/有川浩 図書館戦争,自衛隊シリーズの有川先生作品。相変わらずのラブコメ路線ですがキャラがそれぞれあって面白い。作中にもあった軽快な作品で読み終えて続きが早く読みたいと思いました。2買いたいなぁ。 ちょんまげぷりん/荒木源 映画気になってたんですが。先に原作から読むことに。すっきりと読みやすく面白かったですが,映画はやすべえ美化しすぎと思いました。ビジュアル的に。 キラレ×キラレ/森博嗣 Xシリーズ第二弾。キャラが自分の中で定着したからかもしれませんが、イナイより面白かったです。ラストでSMシリーズとからむのもいいですね。もうちょっと椙田が見たいなぁ。 バッカーノ!2002 【A side】 Bullet Garden/成田良悟 2000年代編第二弾スタート。おなじみのキャラから新キャラまで。キャストと舞台がそろう巻ですが、まだまだ関係者がいそう?続きが楽しみです。 フィッシュストーリー/伊坂幸太郎 伊坂作品ひさしぶりな気がします。相変わらず面白いですが,最後のどんでん返し感がちょっと薄い気がしないでもありませんでした。まぁ短編だししゃあないかな。 学園キノ④/時雨沢恵一 パロディ第四弾。某軽音アニメを全体的に踏襲しているのか?今回もサラリと読んでしまいました。というかこのシリーズは着地点があるんだろうか。 バッカーノ! 2002 【B side】 Blood Sabbath/成田良悟 2002年完結編。内容云々というよりラストの元凶が出る点がこの話の全てかもしれないですね。のちのちどうなるのか楽しみです。ちなみにエイジング好き。 バッカーノ!1710 Crack Flag/成田良悟 過去編のヒューイは今と違いすぎて見るのが恥ずかしいですね.だんだんラブロが悪役ぜんとしてきたので,続きに期待です。ただ過去編はちょっと退屈かなぁ。 レインツリーの国/有川浩 図書館シリーズの時から気になってたんですが、タイトルから単純にファンタジィ系かと思ったら恋愛物。しかも個人的には有川作品の中でも屈指のベタベタなアマアマな気がします。正直読むのが恥ずかしい。 パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動/機本伸司 神様のパズルの続編。なんですが、読んだの3年前なんで正直覚えてない。しかも書き味がちょっと変わったのか?少し読みにくく感じました。なんか続きそうなラストでしたが、シリーズ化するんでしょうか。 有頂天家族/森見登美彦 今まで読んだもりみ作品で一番読みやすくしっくりくる作品だと思います。ほんとに京都が人・京都・狸の車輪で回っている気がしてくる。是非お勧めです。 バッカーノ! 1931 臨時急行編 Another Junk Railroad/成田良悟 グラハム登場回です。個人的にグラハム、クレア、ラッドが大好きなのでこの3キャラが活躍する話は楽しいですね。早く続き出ないかなぁ。 もえない/森博嗣 シリーズ外の森作品はひさしぶり。なんとなく読後感がすっきりしない感じ。キャラがなじめないからかなぁ。はやくGシリーズとか、メインの続編読みたいな。 美女と竹林/森見登美彦 エッセイとかはほとんど読まない、というかこの本も最初小説と思って買ったんですが。実際面白かったです。現実と妄想の境目がふわふわした感じが相変わらずでした。他の作品も読まなければ。 クジラの彼/有川浩 相変わらず甘い。でも自衛隊シリーズのスピンオフが読めたのはうれしかったですね。あと有川先生は気持ちのディレクションが上手いなぁと。若干鼻につくとこもありますが気持ちの移入がしやすいです。 ジーキル博士とハイド氏/スティーヴンスン ジキルとハイドと言えば結構知ってる方も多いんじゃないでしょうか。でも内容を読んだことある人はというと以外といない?ってことで読んでみました。2009年発刊ということで訳も読みやすかったです。たまには古典もいい。 フライ,ダディ,フライ/金城一紀 GO以来ですね.DVDで名前を知って原作が読みたくなったんで読みました.ゾンビーズというシリーズの一つらしいですが,単品として読んでもいい感じですね.人間真摯にやればなにかを得られるような気になりました. ゾラ・一撃・さようなら/森博嗣 んー,S Mシリーズから読み続けている身としてはあまり面白くないという感じです.簑沢や天使の演習というような接点があるのでもうちょっとサービスがあってもよかったのかなとか思ったり. 恋文の技術/森見登美彦 前編書簡体の小説.面白かったですが,個人的にはやはり京都を舞台に駆け巡る森見作品が読みたかったです.あと伊吹さんとはどうなったのかも気になるなぁ.作者が言うところの実った恋は語るに値しないってところでしょうか.でも実らなかった恋もまた語るに値しないっていってたし. レタス・フライ/森博嗣 Xシリーズよんで小川がでてた短編あったなー,とおもって読みました.ライ麦畑で増幅してがそうなんですが,他にも刀の津とかラジオとかが本編キャラがでてますね.それ以外だとショートショートが面白かったです.すなの町のオチだれか教えて. シアター!2/有川浩 劇団小説第二弾.相変わらず面白いですね.それに有川先生の作品には多い気がしますが,ある分野の豆知識的な情報が散りばめられているのもいいです.演劇よりも恋愛に比重が傾きすぎなきもしますが,完結巻となるであろう3が楽しみです. 鴨川ホルモー/万城目学 個人的京都ブームの時に映画を見ました。その原作なんですが、やはり原作のほうが筋はいいですね。ちゃんと話がとおってる。あと原作ほど早良さんをフィーチャしてないし。面白かったですが、森見さんほどじゃないかなぁ。 今夜はパラシュート博物館へ/森博嗣 レタスの刀の津からフランソワとの出会いを読みたくて再読.SMとVの時系列を知らない状態で読むとまた違った感じがしたのかなと思ったり.他の話もオチが良いのがあり面白かったです. 幻惑の死と使途/森博嗣 ぶるぶる人形から.クライマックスで犀川が叫ぶシーンが印象的でした.プロローグの入り方や最後に天王寺が出てきたとこからちょっと笑わないが入ってる?かべやが思ってたよりでてなかったなぁ. 四季 夏/森博嗣 四季シリーズ2作目.ひまか島の真実があかされます.進藤に対する四季は最も一般の人間らしい感じがしたような気がします.しかしそれでもなお四季は空前絶後の天才なんだろうと感じました. 封印再度/森博嗣 SMシリーズの前半ラストといった作品,最初に読んだ時はサブタイトルがかっこよすって思いました.犀川と萌絵の関係が一番すすんだじゃなかろうか(社会的な意味で).なんとなく森先生は強い女性を書くのが好きなのかなと思いました.壺のほうはキャストした後,簡単にとれるのかがちょっと疑問. ネコソギラジカル(中) 赤き征裁vs橙なる種/西尾維新 最終巻一歩手前.前巻のラストから始まるので結構いきなりクライマックスだぜ!という印象です.それにしても西尾さんの作品は何か読者を揺さぶるなぁという印象.手段が時にそれはないべという感じもしますが,それも一興か.にしてもミステリじゃないな.もはや. 恋恋蓮歩の演習/森博嗣 正直Vシリーズは最初と最後意外はそんなに面白くないと思ってたんですが、読み返すとなんかいいなと感じる。年齢だろうか。というか死人が出ない話が面白いと感じたのは進歩かもしれない。 ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い/西尾維新 戯言シリーズ。その完結。正直伏線を伏線のまま終わるというのはどうかと思うんですが、それでも面白かった。久しぶりにキャラをよむ本にであった感じです。人間シリーズも読みたいなぁ。 ダブルダウン勘繰郎 トリプルプレイ助悪郎/西尾維新 戯言シリーズのからみと思って買ったらぜんぜん違った。JDCってそういう意味かよ。でも面白かったですね。どっちもいいけどトリプルプレイのほうがより好みかな。 バッカーノ! 1932‐Summer- man in the killer/成田良悟 シリーズ続編かとおもったら番外編的な内容でした.DVDの特典を文庫化したいやつみたいですね.エルマーとグラハムのコンビは随一好きかも.まぁグラハムが好きというのもあるんですが.残りは3シリーズ(1711,1935,2003)でそれぞれ楽しみがあり続きに期待です. 魔剣天翔/森博嗣 読み返しです。紅子とへっくんの会話が印象に残ってて事件のほうはまったく覚えてなかったんですが面白かった。このころはまって読んでたのわかるわぁ。 スカイ・イクリプス/森博嗣 スカイ・クロラシリーズ最後の一冊.正直あんまり好きじゃないんだよなぁ.情景がわかりにくいし.ところどころいいシーンとかはあるんだけど. 死亡フラグが立ちました!/七尾与史 ジャケ買い。久しぶりに気になる表紙でしたねー。ブルースカイ以来かも。正直そんな期待してなかったけど面白い。終わり方もB級って感じで映像化しても面白そうかなー。様々な視点がくっつく感じもいいですね。 τになるまで待って/森博嗣 Gシリーズの第3弾.ただこのシリーズはまだ面白いって思える作品がまだない気が済んだよなぁ.でそろってから読み返すとまた違うのかも.赤柳っVシリーズに登場したキャラなのかな. 神様のカルテ/夏川草介 映画公開してますねー.友人に借りたので一読.森見さんにはまっているので文体はそんなに気にならず.思ったよりさらっと読めました.んー,ここまで毒がないとちょっと欲しくなるのは人の性か? シャーロック・ホームズの生還/コナン・ドイル 有名なモリアーティ教授との死闘から奇跡的に生還したホームズの短編集.正直読むのにつかれました.悪くはないんですがね.そういえば生還したホームズは偽物説とか創作説とかがあるらしいですね. 詩的私的ジャック/森博嗣 友達が読んでたのでつられて.ミステリ自体もよかったですが,今作ではどちらかというと犀川先生の大学事情に絡むお話のほうが個人的には面白かったです.国枝さんとのやりとりとか好き. 密室の鍵貸します/東川篤哉 今話題の東川作品.タイトルの割に以外とちゃんとした話で読みやすかったです.個人的にはキャラがちょっと魅力にかけるかなという感じですが,続きが読みたいですね. 密室に向かって撃て!/東川篤哉 解説で言われたように,読めば読むほどはまる作品.忠実に映像化するとTRICKみたいな感じで面白いかも.今やってるドラマはどーなんすかね. 完全犯罪に猫は何匹必要か?/東川篤哉 今回も面白かった.キャラも自分の中で定着してきて(砂川警部が急に謎解きしだすのはまだ慣れないけど),すいすい読めます.ミケ子の謎に関しては最近ネウロを読んでたんでちょっと予想してました. 女王の百年密室/森博嗣 最初は表紙が気に入って手に取った覚えがあるなぁ.絵じゃなくて写真のほう.内容はそんなに好きではなかったけど,四季シリーズで繋がりができてからは読み返すたびに好きになります.二人の創始者はking of popと窓の人かな? 陽だまりの彼女/越谷オサム 本で泣いたの久しぶりだなぁ.正直「彼女の真実」というのは半分くらい読んだとこで気づいたんですが,それでもよかったですね.有川作品に匹敵するくらいベタ甘な展開もありますが,ページをくる手が止まらない作品でした. 迷宮百年の睡魔/森博嗣 百年密室に比べて,そんな読んだ時の記憶がないんだよなぁ.今回読み返すと四季 冬を読み返したくなりました.パティっているウォーカロン出てなかったっけ?あと四季の顔をしたウォーカロン.最後にミチルが見た夢は『娘』だった時の記憶だろうか.そしてメグツシュカって四季の躰だったんだろうか. きのうの世界/恩田陸 久しぶりの恩田作品.いやーうまいなぁ.読んでて感心するというか,話を浮かばせる作家としては随一じゃないでしょうか.なんとなくレトロな雰囲気で,でもそれが古臭くない.まさに描かれた町のような作品だと思います. 零崎双識の人間試験/西尾維新 待望の人間シリーズ.その第一弾.面白いです.それ以上にこの世界感に肉付けされていく感覚が溜まりません.早く他の人間シリーズや関係シリーズが読みたいなぁ. BACCANO! 1711 Whitesmile/成田良悟 いつのまにか出てたバッカーノ新刊.今回は1700年代編でした.バッカーノも残すところ1935,2003のみらしいので少しさみしくもあります.作中での最初の不死者達が誕生する直前までの話.個人的にはヴィクターの印象がちょっとかわったかも.ルクレツィアってクレアとかとは関係ないのかしら. 交換殺人には向かない夜/東川篤哉 面白かった.今回はトリックというよりもキャラにやられましたね.水樹彩子というキャラを書きたいがためにできたような印象.ゲストキャラなのが惜しいなぁ. Another/綾辻行人 友達のすすめで.久しぶりのホラーだったなぁ.あそこまでわかってたのに,何故もう一歩踏み込まなかったか.そのせいか謎解きの爽快感は若干減じた印象.でも面白かったですね. クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い/西尾維新 人間試験を読んで読み返したくなったので.玖渚の印象がちょっと違うのと,『ぼく』が戯言連発しすぎな印象.あと一番やり込められてる(精神的に)作品な気がします. クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識/西尾維新 読み返す前の印象だと,そんなに面白いというのはなかったんですが(多分人外が零崎くらいしかでないから),読み終わると一番好きかもといえるかもしれない.最近はこんなバッドエンドもワルくはない. クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子/西尾維新 ページ数としても,物語内の時間としても一番短いんじゃなかろうかという今作.しかし今後の作品に何度か影を落とす「策士」の登場作として印象には残りますね.ただ,個人的には過大評価しすぎな感はちょっと否めないんですが. ガリレオの苦悩/東野圭吾 久しぶりのガリレオ.なんか前読んだ予知夢とか探偵ガリレオより面白く感じた.イメージがドラマと近づいたからかな.内海って原作キャラだっけ. サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し/西尾維新 んー,まぁ上下巻なんでここでなんか述べるようなことはないのかも知れませんが,サブタイトルが違うので一応.いーちゃんがやり込められるのは好きです. サイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄/西尾維新 徐々にミステリーが無くなっていく感覚.≪チーム≫についての話とか読んでみたいですけどねぇ.でも記してないからこそ広がりが感じられていいのかも. ビブリア古書堂の事件手帖 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜/三上延 まえからちょっと気になってたんですが,大賞ノミネートってことで購入.古本屋好きとしては結構好きな作品です.読みやすいですし,トリビアチックなんで本を知らない人にもおすすめ. ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常/三上延 メインの二人に加え,前巻のゲストキャラクタにも肉付けされ,栞子の過去もからんで面白くなってきました.ようやく序章が終わった感じなんで続きが楽しみ.